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危機的状況の究極対策

危機的状況の資金調達
「危なくなったら、手段を選ばずに金を作れ」
(1) 手形割引
金融機関で期日までの金利を引いて現金化する。
金融機関が割り引きしない場合は手形割引業者などで割り引いてもらう。
当然手数料は高い。
(2) 回し手形
取引先からきた受取手形を自社の振出手形に代えて支払う。
不足金を現金か、自社の手形にする。
(3) 役員借入
役員に頼んで借り入れする。借用書を必ず作っておく。
役員は運命共同体なので、まとまった金を出してもらうことが可能である。
(4) 預金解約
相殺や預金ロックされる前に解約できる定期預金などは全て現金化する。
借入がある銀行に預金をしては危険である。
(5) 拘束預金解除
銀行に拘束されている預金の解約を申し出る。
銀行が応じない場合は財務省通達違反を主張する等。
(6) リースバック
リース会社に会社の所有資産を現金買い取りしてもらい、それをリース契約
し、今まで通り使用する。
(7) ファクタリング
自社が持っている売掛債権をファクタリング会社に売却し現金化する。
取引先に対する強硬手段だが、回収の見込みがない場合や、資金繰り
悪化の場合はやむをえない。
(8) 在庫処分
在庫品を早急に現金化する。
(9) 取引条件変更
取引先と交渉し、支払い条件の変更をする。
(10) 保険等の解約、または借入
生命保険などを担保に借り入れする。または解約して現金化。
(11) 公租公課支払いストップ
社会保険、税金などの支払いをストップする。但し、資産などの差押えを
覚悟すること。後日、分割払いの相談に行き、解除して貰うことが出来る。
(12) 返済ストップ
とにかく全ての支払いをストップする。
約3ヶ月の支払いをプールすると資金繰りが楽になる。
究極の資金繰りである。
資産処分を考えろ
(1) 資産処分の決断をする
(2) 遊休資産からリストにあげ処分する事を考える
(3) 有価証券、会員権などの処分を考える
(4) 本社、工場の売却、移転を考える
(5) 本社、工場などは売却して借りるという方法もある
不渡り対策
(1) 手形ジャンプ
手形が落とせない危険性があるときは手形をジャンプしてもらう
交渉をする。まず相手に「お金がない」とストレートに伝える。
相手も倒産されたら全く取れないのでジャンプに応じる可能性は高い。
(2) 依頼返却
a) 振出人が所持人に依頼返却してもらうようにお願いする。
b) 所持人は取り立てを委任した銀行に「依頼返却申立」をする。
c) 取り立て委任された持出銀行は持帰銀行と協議し返却依頼する。
d) 持帰銀行から手形交換所を経て持出銀行、そして所持人に
手形が戻る。
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