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 我が国ではようやく法的整理に関しての体制が整ってきました。

 特定調停、任意整理、個人再生、自己破産。

 とはいえ、これらは全て「対処療法」にすぎません。無いよりマシですけどね。
 相談の現場でいつも痛感するのは、あまりにも無知な人が多いという現実です。

 これは何も責めているわけではなく、日本では「それが当たり前」になっている
 というのが問題です。かくいう自分も、経営者となり、自分で色々とやってみて
 初めて「借金」「資産」などに対する知識ができはじめたのです。

 中小零細企業などでは、親父さんは商売に専念し、会計は奥さん任せ・・・。
 そんな人もまだまだたくさんいます。

 そんな人たちが金融マン達に太刀打ちできるはずがなく、彼らの口車に乗って
 良く理解もせずに借金したり、返済したり、保証人を取られたりしているのです。

 でも仕方ない部分もあります。
 そういった「お金の教育」はまずやりませんからね。

 「性」と「お金」

 この二つは日本の二大タブーとして君臨しています。
 せいぜい「投資」の勉強が最近始まったくらいでしょうね。

 そして「500万儲けた」とか「損した」なんていう勝ち負けしか教えない。
 こういった風潮では、ますます堀江さんや村上さんのような方が増える
 だけではないでしょうか?

 銀行等の言いなりにならず、消費者金融やヤミ金の高利の実態を理解し
 そして何より、「返せなくなったらどうするか」という所をきちんと把握していれば
 自殺や夜逃げなどしなくても良いのです。

 そういったお金の教育を中学生くらいから始めるべきです。

 お金の使い方、怖さを徹底的に教えるのです。

 税金とは何か、年金の仕組み、社会福祉の仕組み、そういった事も
 じっくり教えていければ、ひいては政治に対する関心も高まるはずです。

 でもそのためには、教師や親の理解が必要です。
 子供に教えるべき、教師、親自体がほとんど借金の事を知りません。

 これからはそういった教師、親向けの勉強会や、セミナーなどの活動も
 大事になってくる事と思います。
 



 

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